こんにちは。
営業に加えて
最近、研ぎ職人としても
すこぶる評判のいい
当ショップ店長の山添。
カービング(アール)シザーズのコーティング加工
の研ぎ
カービングやコーティング加工のハサミは
研ぎ師の技量によって大きく差が出る製品です。
約15年ご使用いただき、
刃の損傷もありましたが、
コーティング加工をきれいに残し、かつ
ほぼハマグリ刃形状に仕上げています。
これでスライドカットもOKです!
店長 相変わらずいい仕事をします
こんにちは。
営業に加えて
最近、研ぎ職人としても
すこぶる評判のいい
当ショップ店長の山添。
カービング(アール)シザーズのコーティング加工
の研ぎ
カービングやコーティング加工のハサミは
研ぎ師の技量によって大きく差が出る製品です。
約15年ご使用いただき、
刃の損傷もありましたが、
コーティング加工をきれいに残し、かつ
ほぼハマグリ刃形状に仕上げています。
これでスライドカットもOKです!
店長 相変わらずいい仕事をします
こんにちは
はさみアドバイザーの山添です。
今年も世界でご活躍されている美容師さんと
たくさんおつきあいをさせていただきました
が、
多くの方が海外への配送はやや不安ということで
日本に一時帰国時に
研ぎを送ってくださったり、
ハサミのご注文をしてくださいます。
オーストラリアやアメリカやカナダ
そして最近は、
イギリスやフランスなどヨーロッパでご活躍されてる美容師さんからも
多く問い合わせやオーダーをいただくようになりました。
先日
ドイツ在住の方より一時帰国に合わせて
研ぎを7丁
送っていただき
させていただくことに!
きれいな風景の絵葉書も
ありがとうございます
研ぎに加えてオプションで、
ネジまわりから中のパーツやヒットポイントまで
限りなく新品に近づけるよう
はさみの状態を見て、使われてる方の好みや特性も考慮しながら、
心を込めてさせていただきました。
そして
お返しさせていただいた後に
よかったです
帰国時に研ぎを送ってくださる皆さまが
共通しておっしゃられるのは
日本のはさみと研ぎは別物で
現地では怖くて出せない
と。
はさみは生きものです
共に育てて参りましょう!
良きご縁に感謝します
~12月吉日 大阪玉造の工場より~
こんにちは
ハサミ職人または
ハサミに精通したアドバイザーが
2人以上が集まり、
はさみを見た時におこなう
とある会話
「美しいハサミですね」
「いや、こっちのほうが
きれいだよ。」
ハンドルや形状
ましてや
カラーコーティングされた色鮮やかなハサミや
宝飾されたはさみを言ってるわけではありません。
を見て談義しています。
裏すきとは
両方の刃の裏側を磨き凹ませてる部分のことで、
開閉時や切り口の感触から
強いてははさみの寿命の長さなどに至るまで、
この裏すきの絶妙な曲線や角度
で決まるといっても
過言ではありません。
いい裏すきのはさみは
研ぎの際、
砥石をあてても、
きれいな刃線が
ピシッと出ます
こんにちは
【左用のシザーズの研ぎは
左利きの研ぎ師じゃないとダメだ】
という方が結構おられます。
たしかにすべての工程の動きや向きが逆になるのに加えて、
普段こなしてる作業量も右用シザーズに携わっている
時間と比べるとかなり少ないため、
右利きの職人が研ぐと、ぎこちないかんじが
するという点では正解です。
しかし
ご安心を!
当ショップ店長の山添は
両利きです🌄
加えて
ふたご座のAB型の自宅が2つで
そして割れアゴという
研ぎ澄まされた二刀流です
また古代ローマで逢いましょう!
美容用品・機器ランキング
こんにちは
今回は研ぎの重要性
のおはなしを!
切れるハサミだと
ごぼう‥いや
毛先の切り口の断面は
きれいです
切れない、もしくは
コンディションのよろしくない
シザーズで切った場合
切り口の断面が
このようなかんじで
ギザギザに乱れてしまいます。
また
スライドカットをすると
切り口の断面もおおきくなるので、
基本シザーズのコンディションは、
より重要になりますが、
ドライカットは、される方の
使われ方や技量によって
(刃をとじるタイミング・角度など)
かなりの差がありますので、
一概に研ぐタイミングが
メインシザーより難しいです。
悪いコンディションにも
かかわらず、
「○年間、研がなくてもOKのシザーといわれたので」
これは美容師さんに責任があるわけではなく、
そのハサミ屋もしくは担当の方に責任があります。
たとえば○年保証や研ぎ券付きのシザーを
研ぎに出された所で、ハサミ屋にとってメリットはなく、
シザーを売りたいわけですから‥
と思ってしまいます。
たしかに全く切れなくなることは皆無で、
60%の状態でも切れます。
ただ包丁にしても
一般の人はそれでOKですが、
一流の料理人は100%ときには120%を求めて
常にベストなコンディションを保たれてる方が多いというのを聞いた事があります。
プロフェッショナルな
美容師さんと理容師さんも
切られてる方の「髪へのおもいやり」
最優先して、
ベストコンディションのツールで
望んでいただきたいと
おもっております!
こんにちは
いつもはさみを愛用していただきまして
たいへんありがとうございます。
「トギはそのメーカーに出したほうがよいの?」
という意見をお聞きすることがございますが、
個人的には、
間違いなくそのほうがいいとおもいます。
長期間、ベストのコンディションで使っていただいてる
皆さまに共通しているのは、
たとえ遠方であっても、宅配便や郵送で会社に
はさみを送ってきてくださいます。
では、なぜいいのか
それは
何よりその鋏のことを熟知している人間が、
はさみを作った時とおなじ工程で、
同じ器具を使って、研摩する
というのがいちばんだという事です。
綿密には、
砥石には番手というのがございます。
#100 #400 #800 #1000 #3000 #8000 #10000
等、
この数値は目の粗さ・粒子の大きさを
表しています。
いくらの番手で磨いて作られて、
いくらの番手ので最後仕上げられたのか
メーカー関係者以外は
はっきりとわからない方が
殆んどだと思います。
プラスあとはやっぱり
研がれる方のセンス
素晴らしいセンスをお持ちの研屋さんも
おられると思いますので、
そのあたりは、ご判断で
おまかせいたします。
次回以降にまた
様々な症例や、体験談なども
お話しさせていただこうとおもいます。
おはようございます
いつもはさみを愛用していただきまして
本当にありがとうございます。
メインシザーをトギに出されたお客様のお話し。
もう一丁、全く同じモデルを持たれていて、砥いでから使っていなかったそのスペアシザーをおろして使ったところ、カット時間が5~10分ほど短縮され、手の感覚も軽いというか、ラクなかんじになったそうです。
これは、切れが悪くなったシザーでカットされていると、時間がロスされているのと同時に、開閉時に無意識に親指などに押す力が働き、手の負担も増しているということを意味してます。
メインのブラント・ベース・チョップ用シザーは定期的に研ぎに出されることをおすすめいたします。
刃物の基本は「研摩しながら使う」というのが一般的な理論です。
ただメインのシザーとセニングまたは柳刃・笹刃などでは研ぎに出すスパンやタイミングが違ってきます。
あなたのハサミの事を熟知しているプロのはさみ屋さんにいちど聞いてみてください。
おはようございます
いつもはさみを愛用していただきまして
誠にありがとうございます。
こちらもよくある質問で、
「どれくらいのペースでトギに出せばよいか」
ということなのですが、これにはかなりの個人差があり、2~3か月毎に定期的に研がれる方から、一年以上研ぎに出されない方もおられます。
日頃はさみを見させていただいて思うことは同じ年月や同じくらいの頻度で使われていても、使われてる人によって刃の摩耗度がかなり違うということです。
私たちの結論から言わせていただくと切られている人の髪を傷めている状態になっていれば必ず研ぐように言わせていただいてます。
現在のシザーのコンディションや悩みなど
何か疑問がございましたら、
いつでもお気軽にお待ちしております!
それではまたハサミの世界でお逢いしましょう。
こんにちは
いつもはさみを愛用していただきまして
たいへんありがとうございます。
今から20年近く前
業界初ドライシザーズとして誕生した
元祖柳刃 XK60 KOUHO
この形状のシザーは、
メインのシザーほど研がなくても、
いいのですが、
もしトギに出される場合は、
この刃のタイプの鋏は、
必ずメーカーに出したほうがいいですよ
とお話ししています。
よくある症例で、
「ドライシザーを研いだら、大きく感触が変わった。
毛が逃げなく、すべらなくなった。」
というのがございますが、
一番多いパターンは
・刃が段刃にされている
それも肉眼ではわかりづらい段刃ではなく、
刃の表側3分の1くらいまで削られた
段刃になっている。
というのもありました。
ここまでなってると、
本当にもったいないです。
もしそうなっても諦めないで、
一度ご相談ください!
出来る限りのベストな形で、
修復させていただきます。
それから、もう一つ
細かい話になりますが、
刃の形状はもちろん、
大事なのは、刃線(弧)です。
光邦シザーズは、鋏をデザイン・設計する時に、
刃線のアール(R)弧まで綿密に割り出し、
制作しています。
それ以外にも、
刃の厚みや幅、そして刃の表面の膨らみも
絶妙の角度で仕上げられています。
こちらは刃線のアールを図る
大雑把な表でございますが
たとえばXK60は
約400R(細かい数値は企業秘密で失礼します)
というかんじです。
これが研がれて600Rになったら、
感触が変わってしまうのは当然という事です。
刃線のRの事を聞いた時、
正確に答えられて、
ベストな対処法を施してくれる
砥ぎ屋さん・ハサミ屋さんは
プロの方です。
あと同じ柳刃・笹刃でも、
使われる方によって
スライシングメイン、スライドカットオンリー、
チョップでも使うので刃先はしっかり‥、
オールマイティーに使う
等、
用途は様々です。
また、入れる角度・毛をとらえる角度も
違ったりします。
私たちメーカーは、
話しを十分聞かせていただいたうえで、
愛用していただいている
あなたにとって最良な、
そして鋏の特性も存分に発揮していただける
アフターフォローを心がけています。
またハサミの世界で逢いましょう。
おはようございます。
いつもはさみを愛用していただきまして
誠にありがとうございます。
「落としてしまった」
という決定的事故以外にわかりやすい自覚症状としましては、
・メインシザーで毛を刃と刃でしっかり捕まえず、「ツルン!」「クリン!」という感触で刃の先端のほうに流れていく、いわゆる毛が逃げる状態が以前より強くかんじる
・セニングがひっかかる。切られているお客様が痛そう。
・なんだか最近カットしていて手が疲れる、切るのに以前より指に力がいる
などがございますが、ただどんな切れる状態のハサミでも、必ず切るときに毛は横にスライドしながら切れてますし、切れる度合いの個人的な好みも関係してきます。
そして「切れすぎるのが嫌。別に今の感触でもいい」という方もいますので、使われている人自身が自分の中でバロメーター【切れの照準】を持ち、それに合わせて研ぐのが最良だとおもいます。
いつもありがとうございます。
またハサミの世界でお逢いしましょう。