重たさを力に変える

こんにちは。

初めてのハサミ選びのアシスタントの方から
熟練のスタイリストさんまで
幅広い人気の


DURシリーズ

前回の続きになりますが
はさみのバランスにまつわるお話を!

 

メインシザーズ

ARX60DUR
と軽めのハンドルのWZ60
持っていただいたところ、ARX60DURのほうが持ちやすい
とおっしゃられる方が以前より多くなりました。

女性だからハンドルを軽く短くして指穴も小さく
というのは窮屈な動きになり逆に疲れる場合があります。

はさみも「てこ」のしくみで切れています。
刃の根元のほうが先端より軽い力でラクに切れるのは
支点(ネジ)に近いからです。

はさみをシーソーに例えると、
作用点(刃側)のほうが力点(ハンドル側)より重たく、
左に沈んでしまったシーソーを
水平に戻すにはハンドル側に力を与えないとだめですが
その時、ハンドルの重みも利用したほうが少ない力で戻すことができます。

以上の点から
刃側とのバランスに見合った、
ハンドルのある程度の
遊びと重みも必要な気がします。

 

これからも日夜、研鑚を積み、
「究極のバランスのシザーズとは!」
を、とことん開発~進化させていきたいとおもいます。

いつもはさみを愛用していただきまして
ありがとうございます。
またハサミの世界で逢いましょう。

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