おはようございます
いつもはさみを愛用していただきまして
誠にありがとうございます。
柳刃と笹刃の違いは?
とお聞きすることがございますが、
現在の一般的な分け方は
柳刃‥基本ブラントでも使える
笹刃‥刃線の弧(アール)が柳刃と比べて
より逃げる弧を描いてるため
ドライ用
みたいな区別をしている
メーカーさんが多いとおもいます。
しかし、私たち光邦シザーズの考えは
少し違います。
なぜなら、まだドライ用のシザーズ
という概念がなかった時代に、
はじめて世に登場した時の
呼び名が柳刃だったからです。
奇抜ともいえるフォルムのこのシザーの登場は、
センセーショナルな感もございましたが、
カルチャーショックがごとく、
美容業界に新たな風を巻き起こしました。
以前のブログ
柳刃・笹刃のトギの注意点
で刃線のアールについて
お話しさせていただいた事がございましたが、
アールが〇度までが柳刃で、
〇度を下回ると笹刃という定義も正解もありません。
だからあえて私たちは
こう呼ばせてください
柳刃 やなぎば(YANAGIBA)
と
「光邦と同じですよ。」
と言われたが、フィーリング・バランスに加えて
切れてる感触も違った
とおっしゃられ
オーダーする
お客様も多くおられます。
当時のフレーズ
どれほど精巧に真似てみても、
完全に真似ることはできない。
なぜなら、私たち光邦シザーズはトップアーティストの方々からの
絶対的信頼を裏切らぬように、妥協することなく
創りあげるというプライドと完成度の高さが
そこにあるからです。
柳刃の手本、シザーズの手本であり続けるために 。
それではまた
ハサミの世界でお逢いしましょう。